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ウイグル獄長

カサンドラの幻影

物語

単身トキの行方を探り、居所を掴んだマミヤであったが、カサンドラ監獄の処刑部隊に捕まるという失態をおかす。だが、からくもケンシロウ達に救い出され、カサンドラから放たれた刺客は壊滅敗走。ケンシロウは、ひとり残された巨漢の隊長に言う。「お前の頭に 俺がこれから会いに行くと伝えておけ」 しかし隊長は「お前ごときが獄長に勝てるものか」とあざ笑う。 ケンシロウは、付け加えた。「これも伝えておけ、この世に俺より強いヤツはいない」

カサンドラに逃げ帰った隊長は、自分がさらに小さく見えるほど巨大な獄長らしき男に報告する。しかし逃げたことに怒りを買い、全員八つ裂きにされてしまった。 「ケンシロウ、来るなら来い」 獄長の巨大な影が、カサンドラへと向かうケンシロウ一行の行く手に立ちふさがる。

補完理由

このシーンの元絵 初めてウイグル獄長がカサンドラに待ちかまえる巨大な敵の幻影として登場する。引きの絵と逆光によって不明瞭な影として期待感を演出しているが、実のところかなり荒れているようなので補完。

 

登場の期待感

薄暗いカサンドラ内部での初登場のシーンは、顔をはっきり見せず巨大なシルエットとして強大さを印象づけている。 さっきまで粋がっていた巨漢の処刑部隊隊長 すら小さく見え、鬼がさらに大きな大鬼に捕まって食い殺されるようなシーンだ。 いやがおうにも次に待ちかまえる闘いの大きさに期待感を持たされる。 しかし実際は期待感ばかり先行して、中をあけるとザコだったという印象がいがめない。吹き飛ぶ敵を愚かな者として笑い飛ばすのが北斗の拳のミソであり、残虐シーンを正当化し爽快感さえ与えてしまう常套手段ではあるが、やり過ぎは禁物。せっかく巨大な敵を期待させたのだから、スペクタクルとしての見せ場を裏切らないでほしいかった。

 

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