以前、CASSANDRA　LEGENDと銘の入ったウイグル獄長のTシャツ→が発売されていて、結構気に入っていたのだが、今回のTシャツのデザインの力のいれようは、それを完全に超えている。そればかりか、ちゃんとウイグルの名前はWIGULとなっているし、MAKE WAY FOR WARDEN　WIGULとは、正規英語版「北斗の拳」で暴君然と輿に乗って登場する場面でのセリフである→。製作に際し、かなり調べ上げているようだ。それに加え、P.O.Pのうたい文句もなかなかいかしている。以下抜粋

通称「鬼の哭く街」〜絶対脱出不可能な巨大監獄・カサンドラを統べるウイグル獄長　　古代蒙古の拳法で北欧神話を思わせるその巨躯が今、弾丸と化す！　まさに「肉弾戦」という言葉が似合うマッシヴな魅力と、いかにもな感じのヒールっぷりで、忘れられないインパクトを残した獄長を　男くさいオールドスクールメタルTシャツ風にデザイン！　　ウイグル獄長に道をあけろ！

私の文章もかなり粘着質だが、これも結構キテます。獄長の男臭さを遺憾なくうたいあげている（笑）。プロレスファンとかにもうけそうなデザインテイスト、特にWWEとか。この北斗の拳Tシャツシリーズは今までにかなりの種類がリリースされているが、ケンシロウやラオウをはじめとした人気キャラのラインナップが多い中、ウイグル獄長の様な体力馬鹿が２回も商品化されていることに、このキャラクターの再評価の機運を感じずにはいられない。

色は黒の他にチャコールグレーがあり、そちらの方がエイジングがかかった風合いで版の色味も好みだ。だが輪郭線である黒の版がなく（両方）生地の色で表現しているためWEBで紹介するには写真やスキャナで読みとりにくそうなので、色がハッキリしている黒い方を購入した。しかし実際手に入れたのはいいが、着てみるとちょっとこれを着て外を歩くだけの勇気は・・・・→。残念ながらTシャツに負けてしまう。そう、いうならばこのTシャツは挑戦者を待っている。体格に自信のある勇者は、挑戦してみてほしい。私は悲しいかな、もっかコレクションアイテムとして眺めるだけである。